ごみ捨て場が近い家がいい。
朝、起きるのが困難だ。
6時、ましてや7時にふとんから抜け出て、毎日きまった時間に会社に通勤することがきびしい壁として、わたしの目の前にたちはだかっている。
がゆえに、今のありかたである。
会社で働かずにすむ働き方におさまったのはいいとして、燃えるごみを捨て場に朝の8時までに持っていくのがむずかしい。
夜遅くに散歩ついででゆけば解決法なのだけれども、冬の夜中は寒さがすごい。まるで、妖怪のぬりかべがいるかのように、寒さのバリアが玄関から先に行かせてくれない。
どんどんたまっていく。
引っ越しをするならどんな家がいいか
と聞かれたら、ゴミをいつ出しても許されるマンションか、ゴミを処理してくれる、ホテルに住みたい。